台風が過ぎ、皆様は平常な毎日に戻られていますか。まだ停電が続いているようです。どうぞ早く平常に戻れますようお祈りします。
Wedgeという、新幹線のグリーン車においてある(らしい)ビジネスパーソン用の雑誌の9月号特集が、「看取りクライシスー多死社会が待ち受ける現実」でした。
看取り
終の棲家
孤独死
介護業界の人材
といった興味深い内容でした。
孤独死。 本人の立場からすると、他者とのつながりが途切れ、孤独というつらい状況の中でだれにも心配されず死にいく辛さがテーマになることが多いです。
不動産屋さんや大家さんからすると、孤独死の場合、すぐに気づいてくれる人がいないので、死亡後進行する腐敗が家そのものにダメージを与えること、資産価値が下がること、その回復のために費用が掛かること、事故物件となるので情報を開示する必要があり次の借り手がなかなか決まらないことがあります。
Wedgeの中では、 東京中野区の「中野区安心すまいパック」という安否確認と万が一の場合の対処があるという事業
ゴミ屋敷対策として「足立区モデル」の紹介 LINEでの安否確認 レンタル家族
などが紹介されていました。 孤独死や孤立死を防止するには、シェアハウスが有効と思います。
シェアハウスでは、大体時間帯が同じになる食事では、台所やリビングで顔を合わすことが多くなるはずです。ということは、顔が見えなければ自然とお互いを気遣うこともできると思います。
顔を見合わす、人の気配に気づく。
それが孤独や孤独死を解消することとなると思います。
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