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執筆者の写真煌めく返り花

競技以外のパラリンピック

 オリンピック・パラリンピックは感染拡大が懸念され賛否がわかれましたが、始まったらテレビにかじりついてしまいました。


 特にパラリンピックは、テレビ放映も今までになく沢山あり、今まで知らなかった競技を観戦し、ルールを学ぶことができました。




 開会式・閉会式もとても素敵でした。


 閉会式で「この素晴らしい世界」のピアノソロを行った西川悟平さんもジストニアと言う神経難病のため左手は2本の指しか動かなくなると言う、ハンディキャップを負った方です。


 パラリンピックでピアノを弾くことが夢だったそうです。本当に素晴らしい演奏でした。


 私は以前に西川さんのことは聞いていましたが、お名前を忘れてしまっていました。西川さんの演奏は本当に素晴らしく、ハンディキャップがあるなど、思いもしないで聞き入っていました。ご本人は緊張しながらも、夢がかなった喜びとスタジアムからみる景色に感動しながらピアノを弾いていたそうです。




 病気で指が動かなくなった時、医師から「もう二度とピアノは弾けません」と言い渡されたそうです。数年にわたって粘り強い練習を続けて、今では、「7本の指のピアニスト」として世界中で演奏活動を行われています。


 ピアニストが指が動かなくなった時、どのような絶望感を感じ、どのように自分の心を振るいたたせ練習に取り組んできたのでしょうか。計り知れない努力の時間があったと思います。


 パラリンピックはハンディキャップを負った人たちが活躍する場です。時に、健常者以上の運動能力を披露し、その生き方事態が見る人に感動をあたえることが多々ありました。


 西川さんもハンディキャップがある方ゆえに、閉会式の演者として選ばれたのかもしれません。でも、ハンディキャップの有無に関係なく、ピアノの音色が感動を与えてくれたと感じています。パラリンピック選手たちが輝く時間を共有できたことは、コロナ禍に差し込む光でした。


*編集注:東京パラリンピック終了後に頂いた原稿を掲載そびれていました.北京パラリンピック開催を機に,あの時の感動をお伝えしました.選手の皆さん自分のベストが出せますように.


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